リーガルサポートって、どんな団体?
リーガルサポートは、司法書士を正会員とする、判断能力が不十分な高齢者や障害者のくらしと財産をまもる団体(公益社団法人)です。 正式には、公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートといいます。全国に50の支部があり、リーガルサポート埼玉はその支部のひとつです。
リーガルサポートは、家庭裁判所が専門職(司法書士・弁護士・社会福祉士等)の後見人・保佐人・補助人やこれらの監督人を選任する際に、 裁判所の求めに応じ、一定の研修を履修した会員を推薦しています。後見人等として選任された会員は、認知症や知的障害、 精神障害などをお持ちの方のくらしや権利をまもる業務をおこなっています。
リーガルサポートは、成年後見制度に関する相談や申立書などの書類作成を希望される方のために、お近くの会員を紹介いたします。
リーガルサポート埼玉の取り組み
- リーガルサポート埼玉の会員は全員司法書士です。
- リーガルサポート埼玉の会員は専門知識・倫理等の単位制研修を受講し、常に質の向上に努めています。
- 全会員が司法書士業務賠償責任保険に加入しています。
アクセス
支部長ご挨拶
皆様、こんにちは。リーガルサポート埼玉の支部長の嶋根真美です。 成年後見制度は、介護保険制度とともに2000年4月に始まりましたが、リーガルサポートは、これに先立ち、1999年12月に社団法人として設立されました。2011年3月には公益社団法人としての認定を受け、現在に至るまで成年後見制度を支え、制度とともに歩んできました。さらに、2023年8月には未成年後見制度に関する事業が定款に追加され、未成年後見人の担い手としても期待されるようになりました。
リーガルサポートの会員は、設立当初3173人でした。現在では全国で8500人を超えており、親族以外の第三者後見人として、一番多く家庭裁判所から選任されています。リーガルサポートでは、研修制度や報告制度などを採用し、会員が後見等業務を適切に担えるよう支えています。
さて、リーガルサポート埼玉支部では約350人の司法書士が会員として所属しています。 埼玉県内の家庭裁判所等に後見人等候補者名簿(約270名)と後見監督人等候補者名簿(約190名)を提出し、後見人(後見監督人)等として、会員を推薦しています。
また、成年後見制度の普及・啓発、親族後見人・市民後見人への支援のために、講演会・相談会の開催を行い、要請に応じて講師の紹介を行っています。無料電話相談などもご活用していただき、市民や関係団体からの相談に応じています。
リーガルサポートの定款には「高齢者及び障害者が自らの意思に基づき安心して日常生活を送ることができるように支援するとともに,未成年者が自己の意思を尊重され安全に健やかな成長ができるように支援し,もって高齢者,障害者及び未成年者の権利の擁護並びに福祉の増進に寄与することを目的とする。」とあります。
リーガルサポートは、支援を必要とされる本人、家族、関係者、関係団体の方に寄り添い、ともに悩み、ともにより良い方向を模索していきます。まずは、埼玉支部またはお近くの会員にお気軽にご相談ください。
役員紹介
支部長 | 嶋根 真美(中央) |
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副支部長 |
白駒 ひとみ(中央) 中村 寛之(中央) 秋浦 良子(志木) 髙橋 明子(志木) 今井 明(川越) 尾山 みゆき(川越) 太田 翔平(所沢) |
組織図
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